奪衣婆像脇侍 地蔵菩薩・ 太山府君立像

(江戸時代)

奪衣婆像の右は、地蔵菩薩立像、像高51cm。地獄の衆生を教化し、代受苦の菩薩とされたり、夭折した小児の死後を救い取るともされる。左には、人の生命や禍福をつかさどる神といわれる太山府君(泰山府君、たいさんぶくん、たいざんぶくん)立像を安置する。像高105cm。共に寄木造、18世紀前半(享保年間)頃の制作。

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絹本著色志度寺縁起絵 (全6幅)

重要文化財(鎌倉~南北朝時代)

絹本著色。幅120cm、縦170cm前後の大作の縁起絵図が六幅残されている。絵図は、志度寺にかかわる物語を画面全体に鳥観図として描き、場面ごとに縁起文に沿って配列している。上下に続く場面に従って縁起の内容が語られていた。
縁起文は、御衣木之縁起・讃州志度道場縁起(海女の玉取縁起)・白杖童子縁起・当願暮当之縁起・松竹童子縁起・千歳童子蘇生記・阿一蘇生之縁起が巻子本として伝えられ、これらも重要文化財に指定されている。

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絹本著色十一面観音像

重要文化財(鎌倉時代)

絹本著色。縦202.5cm、横85.8cmの画面に、荘厳な雰囲気を漂わせた十一面観音が描かれている。左手に蓮華を刺した花瓶を持ち、右手は手首に数珠をかけ垂れている。
全体に極めて精密な技法で描かれており、長めに描かれた手や鋭く伸びた爪、蓮華座の描き方などに宋画の影響が見える。鎌倉時代(13世紀)の作と考えられる。

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